ジブン手帳miniのカバーにトラベラーズノートのあの革カバーを使いたい!
そんな願いを叶えるべく、トラベラーズノートのレギュラーサイズをジブン手帳miniのサイズであるB6サイズにカスタマイズしてみました!
「革専用のハサミとか必要かな…?」とも思いましたが、自宅にある工具だけで意外と簡単にカスタマイズした手順をお話しします!
目次
ジブン手帳miniのカバーにトラベラーズノートレギュラーサイズが使える?
2016年はジブン手帳miniを使います!よっひー(@yosiakatsuki)です。
手帳は「ジブン手帳」を使うけど、最近買ったばかりのトラベラーズノートのあの革のカバーも気に入っているし…
「ジブン手帳のカバーとしてトラベラーズノートを使えないかな…?」
「トラベラーズノートのレギュラーサイズならもしかして合うんじゃないか?」
そんなことを思ったことはありませんか?
僕はそんなことを考えついてしまったので、ジブン手帳miniが手元に届いてからすぐに文具屋さんへ行ってサイズを確かめてきました。
結果はご覧のとおり… ちょっと合いません…
でも、ジブン手帳miniのカバーにトラベラーズノートを使いたい!
というワガママと「夏フェスのリストバンドのストラップに加工できたし、手先は器用ほうだ!」という自信から、トラベラーズノートをジブン手帳miniのB6スリムサイズに合わせて加工することにしました!
トラベラーズノートをジブン手帳miniサイズにカスタマイズする手順
トラベラーズノートをジブン手帳miniサイズにカスタマイズする手順としては、ざっと次のようになりました
- リフィル固定用のゴムをとる
- カバーを切る
- リフィル固定用のゴムを通す穴を開ける
- スピンとリフィル固定用のゴムをつける
最初はもっと大変な作業になるかと思いましたが、いざカスタマイズしてみると意外と簡単に出来たので自分でもちょっとびっくりです。
カッターさえそれなりに使えれば十分カスタマイズできると思います!
それでは、トラベラーズノート レギュラーサイズのカバーをジブン手帳miniサイズに加工する方法ついて紹介していきます!
トラベラーズノートをジブン手帳サイズに加工するために用意したもの!
まずは加工に必要な道具の準備です!
今回僕が用意したものは次のものです
- トラベラーズノートレギュラーサイズ本体
- ジブン手帳mini
- 長めの定規
- ラジオペンチ
- ドライバーセット
- 刃を変えたばかりのよく切れるカッター
- 工作マットの代わりにダンボール
ドライバーセットの中で使ったのはマイナスドライバー(大小)と千枚通し的なやつの3種類です。
今回の加工のキモになる道具はカッターと定規です!
カッターは革用を用意できなかったので、替刃を交換したばかりのよく切れる状態のカッターを用意しました!
定規はカッターを当てることを前提に作られた定規を用意すると綺麗に加工できると思います!
僕の場合、定規以外は自宅にあったので工具を買うことはありませんでしたが、どの工具も100円均一で買えると思いますので、持ってない工具があれば100均を探してみてください。
それでは実際に加工を始めます!
トラベラーズノートのリフィル固定用ゴムを外す
トラベラーズノートのノートの背中に当たるところにゴムを止めている金具があります。
まずはこの金具を取って、リフィルを固定しているいゴムを外します!
マイナスドライバーで金具の口を開ける
金具の切れ込みに細めのマナスドライバーを入れて、切れ目を広げていきます。
金具が小さくて手では支えにくいので、ラジオペンチを使って、金具を固定しました。
少し切れ目が開いたら、今度は大きめのマイナスドライバーを使って、切れ目を大きく開きます。
この時、力を入れ過ぎると、金具が壊れて2度とゴムを挟むことが出来なくなるので注意して下さい!
もし、金具を壊してしまったら、リペアキットにお世話になることになります…
(ちなみに僕はブロガー友達のai(@ai_writer)さんに誕生日プレゼントでリペアキットを頂いていたので、何も恐れずに作業できました!ありがとうございます!)
金具が開いたらスピンとゴムを外す
金具が開いたら、ゴムとスピンを外すことができるので、綺麗に外します!
外したゴムとスピンは最後にまた戻すので、無くさずにとっておいてください!
トラベラーズノートのカバー部分を切る!
さて、ここからがカスタマイズのメインの部分になります!
失敗が許されない部分ではありますが、全工程で一番簡単なのはカバーを切る部分でした!
カバーを切る位置を決める!
カバーを切るときにまず決めることは「どれくらいカバーを切り落とすか」です!
僕は実際にジブン手帳miniを置いてみて、どれくらい切ろうか考えました。
ジブン手帳miniのサイズにピッタリにするよりは多少あそびを残したほうがいいかなと思い、上下1cmくらい切ることにしました。
カバーを切る位置をマークする
カバーを切る量が決まったら、カッターを入れるための目印をつけます!
カバーの中心から離れた左右の外側にそれぞれ目印をつけておくと、切り口と平行に定規を当てることが出来ます!
カバーを切り落とす
目印をつけたら、目印にあわせて定規を当てて、定規に刃を当てて真っ直ぐカッターで革を切ります。
流石に一発で切れなかったので、2回ほどカッターを当てましたが、思ったより綺麗に切ることが出来ました!
多分、定規がなければこれだけ綺麗に革を切ることは出来なかったと思います。
定規選びは慎重に…
上下とも革を切り落とせたらカッターの出番は終わりです!
リフィル固定用ゴムを通す穴を開ける
カバーの上下を切り落とすと、残念ながらリフィル固定用のゴムを通す穴が上下とも1つずつなくなります…
そのままではリフィル固定用のゴムはつけられないので、ゴムを通すための穴を開けていきます。
僕は残っている穴から1cm程中心側に新しく穴を開けることにしました。
穴あけはドライバーセットに入っていた千枚通し的な物でも大丈夫です!
本当なら、専用のポンチがあったほうが綺麗に仕上がるかもしれませんが、あまりお金はかけたくなかったので、千枚通しで頑張りました…
狙った位置に千枚通しを刺して押し込むと、穴が空いたのでリフィルをとめるためのゴムを通していきます!
リフィルを固定するためのゴムを付けて完成!
リフィルを固定するゴムを通す穴が開けられたら、あとはゴムを通して金具で留めれば完成です!
リフィル固定用のゴムを穴に通す
カバーに穴を開けたら、ゴムを通していきます。
ゴムが通りづらい時は、千枚通しで穴を少しずつ広げながら調整していきます。
いきなり穴を広げ過ぎないように注意して下さい!
ゴムをとめるための金具を付ける
カバーにゴムを通すことができたら、最初に外した金具を再度つけていきます。
金具にゴムの両端を通して結びます!
この時に、スピンもゴムに結びつけるように付けておきます!
結び付けられたら、金具の切れ目にゴムを押し込んでいきます。
ゴムの張りを確認して金具を閉じる
金具にゴムを結びつけたら、後はラジオペンチで金具を閉じるだけですが、最後にゴムの張りのチェックを忘れずに!
ゴムの張りがゆるいと、挟んだノートがグラグラしてしまうので、ちょっと張りを強めにしておいたほうがいいと思います!
ゴムの張りもOKならラジオペンチで挟んで金具を閉じます。
飛び出たゴムはハサミで切り落せば完成です!
ジブン手帳用トラベラーズノート完成!
革の断面の処理とか考えなければならないことはいくつか残ってますが、ひとまずジブン手帳用のトラベラーズノートが完成しました!
今回の加工によって、「トラベラーズノート純正のリフィルが全く使えなくなる」というデメリットが痛いところですが…
「B6サイズのノートをちょっと切ればどんなノートでもジャストサイズになる」というメリットが生まれます!
個人的には、トラベラーズノートのレギュラーサイズをそのまま使うよりメリットが大きい気がしています。
それほど大変な作業ではないので、興味があれば試してみてください!
後々気づいたのですが、ほぼ日WEEKSにもいい感じのサイズでした!
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これでスケジューラーとノートをひとまとめに持ち歩けるようになりました!
あとは、どんなノートが合うか試行錯誤するのみです!
素直にジブン手帳miniのIDEAノートを買ったほうが楽なのかなぁ…
ジブン手帳miniサイズのカスタマイズができたので、またトラベラーズノートのゴムをちょっとおしゃれにカスタマイズをしたいと思います。
ではまた。