フェスやライブに参戦した証「リストバンド」
このリストバンドを使って、スマホのイヤホンジャックストラップを作ってみました。
フェス・ライブのリストバンドでスマホのイヤホンジャックストラップを作る方法をご紹介します。
目次
フェスリストバンドで作るストラップ
以前、フェスのリストバンドでストラップを作る方法をご紹介しました。
最初にリストバンドからストラップを作った時は、まだまだガラケー全盛期だったので問題なかったのですが、最近はスマホが主流になってますよね。
スマホだと、あまり大きいストラップつけてる人も少なくなってきたので、ちょっと最近っぽいアクセサリ作りにチャレンジしてみました!
今回作ったイヤホンジャックストラップの作り方を紹介します!
ストラップ作成の為に準備するのも
プラグと2重カン
↑ イヤホンジャックに刺すプラグ部分が手芸屋さんで見つけられなかったので、100均で売っているストラップを買ってきました。
一緒に買ったストラップの紐の部分は、2重カンとカニカンの部分だけ欲しくて購入しました。分解して必要な部分だけ使います!
強度を考えると、マルカンより2重カンの方がいいと思います。
Dカン
↑ RIJ・CDJのストラップは20mmのDカンがピタリサイズでしたが、今回は15mmのDカンをチョイスしました。
あまり金具の部分が大きいと、ちょっと邪魔になるかなと思って小さいものをチョイスしています。
できれば細くて小さくて軽いカンを買うといいと思います。
ハトメ
↑ リストバンドを止めるために使う道具。
合わせてハトメパンチがあると簡単キレイにストラップが作れます
ハトメパンチがない場合は、かなづちで打ち付けられるタイプの物を買ってください。
工具
↑ 工具は、以下の6つ
- カッター
- かなづち
- ラジオペンチ
- ハサミ
- 先の尖ったモノ(キリやドライバー)
- 穴あけパンチ
先の尖ったものについては、途中でリストバンドに穴を開ける目印をつけるものです。
今回僕は細めのプラスドライバーを使用しました。目印が付けばなんでもいいです。
かなづちはハトメを留めるときに使いました。ハトメパンチがあればかなりラクになりますが、このためだけに買うのはもったいないです。かなづちで十分だと思います。
工具については100均で揃えられるものばかりです。全部買う必要はなく、足りない分だけ買い足せばいいと思います。
リストバンド
↑ 主役のリストバンドは変なところで切ること無くきれいな状態で用意します。
リストバンドの外し方、付け方についてはコチラの記事を見てください↓
準備するものは以上です。実際にストラップを作っていきましょう!
リストバンド作成の手順
リストバンドを作る手順は次の通り
- イヤホンプラグの分解・組み立て
- Dカンの加工・仮位置決め
- Dカンの本位置決め
- ハトメで留める準備をする
- ハトメを通す穴を作る
- ハトメでリストバンドを留める
- 完成
慣れれば20分くらいでできると思います!
1.イヤホンプラグの分解・組み立て
100均で買ってきたパーツの分解
↑ 100均で買ってきたストラップからイヤホンプラグの部分だけを取ります。
あわせて買ったストラップの紐から2重カンとカニカンの部分を取ります。
プラグの組み立て
↑ イヤホンプラグからマルカンを外し、2重カンをつけます。
コレでプラグの準備は完了です!
2.Dカンの加工・仮位置決め
Dカンの加工
↑ ラジオペンチでDカンをぐいっと広げていきます。
今回僕はカウントダウンジャパンのストラップに15mmのDカンを用意しました。
RIJ・CDJのリストバンドには20mmのDカンがジャストサイズです。
15mmだとちょっぴり小さいので、リストバンドが無理なく通せるサイズまでペンチで広げました。
↑ リストバンドが折れずに通るくらいまで広がればOKです。
Dカンを挟む仮位置を決める
↑ Dカンをロゴが見える部分近くまで通して、挟む位置を仮決めします。
↑ Dカンを挟んだ部分の近くをハトメで止めるので、ハトメが入る分だけ余裕をもたせます。
余裕がないと、ロゴ部分をハトメで潰すことになりますので注意です!ロゴを潰さないか裏表とも確認することをお忘れなく!
3.Dカンの本位置決め
Dカンの位置を決めるために、ハトメで止める部分の位置も決めてしまいます。
ロゴのない部分は折る
↑ まずは作業しやすいように、リストバンドのロゴのない部分を折ってしまいます
ストッパー部分で挟み込む
↑ 続いて、リストバンドのストッパーのついていた部分を使って、Dカン近くのリストバンドを挟み込みます。
↑ 挟み込むのは、Dカンを通して折ったロゴのない側の部分になります。
ハトメを止める位置を確認
↑ ストッパー部分のプラスチックを利用して、ハトメを付ける位置を確認します。
プラスチックの凸部分にハトメをつけることになります。
出っ張った部分がロゴにかぶらないか、Dカンから程よく離れているかを確認します。
Dカンから離れすぎると、Dカンが外れやすくなってしまうので、なるべくDカンをキツく締められるような位置にハトメで留めます。
ここでハトメを付ける位置とDカンの位置を微調整して本決めします。
4.ハトメで留める準備をする
ハトメで折り込んだリストバンド4枚を留めます。
ハトメが通るようにリストバンドに穴を開けて準備をしていきます!
余分なストラップは切る
↑ ハトメを付ける位置を決めたらリストバンドの余分な部分は切ってしまってOKです。
ただし、失敗したくない場合は、つけたまま作業を続けて、最後の最後で切ったほうが無難かもしれません。
僕は持っているハサミがでかくて、ストラップを作った後に余分を切れる自信が無かったので先に切りました。
必ずハトメが通せるだけの長さはとっておいてください!Dカンギリギリで切ろうものなら大失敗です。
ストッパーのプラスチックを外す
↑ リストバンドのストッパー部分のプラスチックは、裏をカッターで十字に切って取り出します。
ビニールが2重になっているので、しっかり切らないとプラスチックは取り出せません。
僕はいつもココで怪我をします。カッターで指を切ったりしないように落ち着いて作業してください。
↑ ビニールが切れればストッパー部分は簡単に取れます。
リストバンドを挟み込んで確認
↑ ストッパー部分が取れたら、リストバンドを挟み込んで確認してみます。
5.ハトメを通す穴を作る
ハトメを通す穴を穴あけパンチで開けていきます。
4枚全部に穴が開けられれば準備完了です。
穴を開ける目印を作る
まずは穴を開ける目印を作ります。
↑ リストバンドを挟み込んだ状態で、裏を見ると、ストッパーがついていた部分に穴が開いています。
この部分からキリなど、先の尖ったもので穴を開けます。
↑ ドライバーなどを使う場合は穴が貫通しなくても、写真の用に裏から押した部分が出っ張って、穴を開ける位置となる目印ができればOKです。
ハトメを通す穴を開ける
↑ ハトメを通す穴をパンチで開けます。開ける場所は全部で4箇所!
先ほど、つけた目印が穴の中心になるようにパンチで穴を開けます!
↑ 中心位置はパンチの裏から確認するとラクです!※穴を開ける際はカバーをかけてくださいね
↑ 4箇所全部に穴が開きました!コレでハトメをつける準備はOKです
6.ハトメでリストバンドを留める
Dカンに2重カンをつける
ハトメでリストバンドを留める前に、Dカンに2重カンをつけておきます!
僕はハトメで留めた後に2重カンをつけようとして大失敗しました…(Dカンが太すぎて2重カンが開かなかった…)
↑ 写真は既に完成したものですが、こんな風になるように、1.で作ったイヤホンプラグ部分ををDカンに通しておきます。
開けた穴を重ねてハトメを通す
↑ 5,で開けた穴が全部重なるようにリストバンドを折り込んでハトメを通します。
↑ 通したハトメを留めてしっかりリストバンドが固定できたら完成です!
ハトメの留め方は、購入したハトメの箱等に書かれた説明をよく読んで下さいね!
7.完成
お疲れ様でした!
カニカンをつけておくと、後でなにかちょっと付けたいときに活躍しますが、不要ならとっちゃってもいいかもしれません。
あとは、Dカンとプラグが近いとちょっと窮屈な感じがします。
好みに応じてスペースを開ける何かをお手持ちのキーホルダー等を分解して付け直してもいいかもしれませんね。
今回紹介した方法はあくまで一例ですので、ガンガン改良を加えて、オリジナリティ溢れる世界で1つだけのストラップを作ってみてください!
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小さいストラップを作ってみると、これはコレでかなりいいサイズ感ですね。
昔作ったストラップも全部このサイズに変えちゃおうかなw
そして、CDJ1415は1日しか参戦出来なかったので、WOWOWの総集編放送を心待ちにしながらストラップをつくりました!
ではまた。